所要時間5分
✅本記事を読むメリット
話し方やスライドなど関係なく聞き手を納得させるプレゼンの方法が分かる
✅もくじ
- プレゼンテーションで一番大切なことは?
- プレゼンテーションを成功させるためには?
- 具体的なアクションプラン
- オススメの書籍
✅プレゼンテーションで一番大切なことは?
いきなりですが、あなたに質問です。なぜあなたはプレゼンをするのですか?
「えっ?そんなの簡単じゃん!商品や企画を通すために決まってる」
あなたはそう思われたかもしれません。
厳しいことを言いますが、その考えを持っていてはいつまで経っても
あなたのプレゼンは成功することなく向上もしないでしょう。
ではなぜいけないのか?
それは、プレゼンテーションはお客様の問題解決だという意識を持っていないからです。
✅プレゼンテーションを成功させるポイント
結論:プレゼンでは聞き手を徹底的に調べ、問題解決を意識する
プレゼンで一番大切なことは聞き手のことを調べることです。
例えば、もしあなたが好きな子をデートに誘うとします。
その時、あなたはその子が好きな食べ物や嫌いな食べ物を調べずにお店を選びますか?
そんなことは絶対にしませんよね?
もし、事前のリサーチがなくお店を選んでしまったら、
もしかしたらその子が嫌いな 食べ物をメインに扱っているお店を選んでしまうかもしれません。
こんなことをしては、間違いなくデートは失敗に終わってしまいます。
これはプレゼンでも言えることです。 つまり、プレゼンを行う際に最も大切なことは聞き手のことを調べることです。
✅具体的なアクションプラン
ここまでで、プレゼンでは聞き手を調べることの重要性について理解してもらったと思います。 でも実際どうやって聞き手が求める情報を知るのか?そう思われているかと思います。
安心してください!その悩みを解決します。
その方法は、聞き手を4つの階層に分類し、その階層にマッチした情報をプレゼンするだけです
各レベル | 求めるレベル | |
---|---|---|
I:社長・取締役レベル | 理念全社レベル | なぜその事業をするのか? |
II:事業部長レベル | 事業戦略レベル | どう展開すべきか? |
III:管理職レベル | 戦術レベル | どういう意味か? |
Ⅳ:担当レベル | 実務レベル | 何がどうなのか?(データ) |
具体例を用いて解説していきましょう
ある会社Aは子供向け教育事業を手がけています。
これまでスマートフォンなどを活用した事業を進めてきましたが、そろそろ実際に店舗を出店して全国規模のリアルビジネスに本格参入したいという方針を社長が打ち出しました。
この条件の場合、あなたはどんな事業計画をプレゼンすれば社長からGOサインが出るでしょうか?
先程の4つの階層ごとに解説していきましょう
リアルビジネスをやるのであれば「地域性」が非常に重要になってきます。
いくらスマートフォンで積極的に購入してくれるアクティブユーザーでも教室から遠ければ通うことが出来ないためです。そこで、あなたは地域別にどれだけユーザーがいるのか分析しました。
その分析結果がは東京で20%、大阪で14%、京都8%でした。
ここで出た情報は一体なんでしょうか? この情報は「データ」です。
つまり、聞き手Ⅳの担当者レベルであれば、このデータをプレゼンすれば良いということです。
では次にⅢの管理職レベルに納得してもらうためにはどうすれば良いでしょうか?
表より戦術レベルの内容をプレゼンすれば良いので、
先程出した情報をさらに詳しく各都道府県ごとに調べプレゼンすれば良いというわけです。
ここまでは、簡単だと思います。ですが大変なのはここからです。
事業部長レベルではどうでしょうか? 表から事業部長レベルが求める情報は「どう展開すべきか」です。
つまり、先程出した情報をさらに分析し、「どの地域に店舗を出せば売り上げが上がるのか?」についてプレゼンしなければなりません。
そして最後、社長・取締役レベルでは「なぜその事業をするのか」を意識してプレゼンする必要があります。
つまり「利益が出る・出ない」の情報を出してプレゼンしなければなりません。
以上のように4つの階層に分類を行い各階層に合う情報をプレゼンすることで あなたのプレゼンが成功する可能性は確実に上がります。
では、最後にもう一度質問です。
プレゼンにおいて一番大切なことは何ですか?
オススメの書籍
✅他記事紹介
・ホームページの8つの用途とWEBマーケティングとの関係性について